日常生活 · シリーズ09
対立のなかの構造
食い違いは、いつも誤解から生まれるわけではない。分かり合っても残る違い、傷つける行為と意見の違い、話し合いが働かない場面を見分けながら、人を問題そのものにせずに境界や別の道を探す三十篇。
六篇から始める
各部から一篇ずつ読めば、対立を見分けるところから、安全、工夫、終わり方までの流れが見える。理論の予備知識は要らない。
01
本当の対立を見分ける
01—0502
傷つき・境界・力
06—1006
謝ったのに、なぜ問題は残るのか
謝罪は争いの途中で生じた傷を扱うが、もとの違いへの答えまでは決めない。
読む →07結論が出なくても、傷つきを放置してはいけない
中心の問題が長引いても、その途中で起きた傷には先に限界を引ける。
読む →08『どちらにも一理ある』は、越えてよい線を消さない
双方の理由を聞くことと、脅しや欺きを薄めることは同じではない。
読む →09お金も時間も出口も片方が握るなら、まだ対立と呼べるか
異議を唱えることで生活や移動を奪われるなら、意見交換の条件そのものが壊れている。
読む →10もっと話す前に、身を守るべきとき
話した結果が報復や拘束になる場面では、安全を整えることが対話より先になる。
読む →03
対立に人をのみ込ませない
11—1504
ともに生きられる形を探す
16—2005
話し合いが働かなくなったあと
21—2506
保留・委ねること・終わり方
26—30さらに進む
この三十篇は理論ではなく、普通の言い争いから始まる。その背後にある、人を一つの役割に閉じ込めずにともに生きるための考え方は、「5分でわかる Non Dubito」から読める。