Non DubitoEssays in the Self-as-an-End Tradition
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SAE学習論

学ぶ主体はどう育つのか

記憶と予測から、吟味、方向、他者の目的の承認へ

同じ「学ぶ」でも、出来事を覚えること、身体で手順を身につけること、誤りを点検すること、何のために続けるかを選ぶことは同じ働きではない。本シリーズは、その違いを能力の上下ではなく操作の違いとして描く。

SAEでは、11DDを記憶の座標、12DDを予測の座標、13DDを否定的吟味の座標、14DDを何度見直しても容易には手放せない方向(以下「譲れない方向」)の座標、15DDを他者も独立した目的をもつと承認する座標と呼ぶ。DDは説明用の分析座標であり、脳部位、診断、人格の階級、固定した年齢段階ではない。

学習者の自律を支える働きを涵育と呼ぶ。反対に、教える側の目的を学習者自身の目的に置き換えることを構造的植民化と呼ぶが、これは歴史的植民地主義とは別の分析語である。日本の受験、部活動、母語・外国語経験も、国民性ではなく局所的な例として扱う。

Han Qin (秦汉) · 2026 · 4