ゲーム批評・全4篇 · 04 / 04
焚火
宇宙の眼へ行くには、帰還を可能にする装置を自分で外さなければならない。最後の前進は、もう一度やり直す権利を手放すことから始まる。
プレイの仕組み
眼の中で主人公は旅の仲間を一人ずつ探し、焚火へ招く。別々の惑星で聞こえていた楽器は、初めて一つの曲として重なる。
そこから見えること
合奏は個々の音を消す統一ではない。笛、バンジョー、太鼓はそれぞれのまま、他の音が入る空間を残すことで、誰にも単独では作れない曲になる。
最後に残るもの
その曲は旧世界を救わない。それでも終わりに誰と座り、何を次へ渡すかは無意味ではない。新しい宇宙の最初に残るのは、完成品より共に作った一度の音である。
重大なネタバレを含みます。日本語読者に向けて独立に再構成しました。