ゲーム批評・全4篇 · 02 / 04
思考キャビネット
思想は会話で選ぶ台詞ではなく、時間をかけて内面化し、能力と視野を変え、捨てるにも代価が要るものとして実装される。
ゲームが見せること
ハリーは街で思想に出会い、限られた棚へ置いて調査する。完成するまで不便な効果に耐え、内面化された後も得るものと失うものが同時に残る。
選択の重さ
これは『信じる/信じない』という軽いメニューを壊す。考えは頭の中の所有物ではなく、注意、時間、言葉遣い、見える選択肢を組み替える居住者になる。
残る問い
思想を選ぶ自由には、何を入れるかだけでなく、変えられた自分が後で撤回する困難も含まれる。だから選択は瞬間ではなく、長く続く関係である。
日本語読者に向けて独立に編集・再構成した版です。