良い学校、安定した仕事、期待された節目。一つずつ達成したのに、次に何をしたいか分からず立ち止まる人がいる。
これは感謝や努力が足りないからではない。道が明確だった間は、選ぶ力より正しく進む力が育ったのかもしれない。
急いで新しい大目標を買わなくてもよい。気になること、避けたいこと、時間を忘れる場面を、小さな実験として集め直す。
空白は失敗ではなく、借りた地図が終わった場所である。自分の方向は、完成した答えより、引き受けられる次の一歩から輪郭を持つ。
空白の時期には、収入や家族の責任があり自由に試せない人もいる。その場合でも、週に一時間、誰かとの会話、短い講座など規模を小さくできる。方向は大きな転身だけで発見されるわけではない。