昨日まで話していた子が部屋のドアを閉め、何を言っても反論する。親は人が変わったように感じる。しかし変わったのは気分だけでなく、本人が理解し、選び、秘密を持てる範囲でもある。

幼いころに妥当だった確認や命令が同じ形で続けば、反抗は権限の遅れを知らせる。『親だから』だけでは、なぜ今も同じ情報や決定を握るのか説明できない。

ただし反抗がいつも正しいわけではない。危険を軽視し、相手を傷つけ、結果を他人に負わせることもある。古い支配を拒むことと、自分の選択を担うことは別である。

親は、守るべき安全と返すべき裁量を分けられる。門限を話し合い、必要な連絡だけを決め、意見の違いを無礼と一括しない。境界には具体的な理由をつける。

反抗は関係の終わりではなく、関係の形式を更新せよという知らせになりうる。親の仕事は勝つことではなく、子どもが自由と責任を同時に増やせる形へ移ることだ。