テレビドラマ · 全7篇 · 07 / 07
ポイント――敵将の演説
誰が帰国できるかを点数が決め、ドイツ人医師が米兵を救い、敵の将軍が作品の感情的真実を語る。人間の類似は戦争の正邪を消さない。
場面
終戦後、ポイント制度は勤続、勲章、家族を数字にして帰国順を決める。公平な算法は必要だが、酔った補充兵のように、階級と経歴が人そのものを代わりに読まれる。
構造
負傷した米兵をドイツ人医師が治療する場面は、敵という分類の外にも技能と責任が残ることを示す。判断は制服を無視せず、制服だけにも閉じない。
残る問い
ドイツ将軍の演説は両軍の戦友愛を結ぶが、収容所を相対化しない。最後の実名はさらに、物語の役割を生きた人へ返す。似ていることと同じ責任であることは別だ。
中英版をもとに日本語読者へ独立再構成した全7篇。戦争を道徳学校にせず、連帯を作った判断とその代価を同時に残す。全編のネタバレを含む。